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2014.6.9 管理人のひとりごと - 当掲示板☆御利用上の注意

2014.6.9 管理人のひとりごと


0☆☆☆ 2015/01/22 14:31 Chrome

日頃、掲示板運営に際しまして、

皆様方の御協力と御好意に心から感謝申し上ます。

これから少し、ひとりごとをつぶやきますので、

お時間がございましたら、少しだけお付き合いください。


今週末から、いよいよ4年に一度のワールドカップが開催されます。

私自身、本当に楽しみにしており、

皆様におかれましても同様のことと思います。

このワールドカップの本大会の組み合わせは、

今から半年も前の昨年の12月の初旬に決定しており、

当然、その時点で日本戦の試合日程も確定し、初戦が6月15日(日)

午前10時キックオフということは、誰もが耳にしておりました。



他の予選(2試合)は平日の早朝開催となりましたが、

幸運なことに日曜日の午前10時キックオフという、

日本国民が揃って観戦しやすい絶好の時間となりました。

お仕事やその他の諸事情でリアルタイムでのTV観戦が不可の方以外、

特に小中高生がもっとも、TV観戦しやすい時間帯であります。



日本はアジア以外で開催される大イベントは時差の障壁がつきもので、

さまざまなイベントをリアルタイムで観戦するために、

睡眠時間の調整に苦慮しております。

その「時差の副作用」に、いつも泣かされてきたのが

小さな子供や若い学生達です。

そんな中、2002年の日韓ワールドカップ以来ではないでしょうか?

こんなに絶好な時間帯でリアルタイムで

TV観戦できるチャンスが到来するのは!



私個人的には絶対に、最大限に配慮される事案だと思い込んでいました。

しかし、老若男女の大阪のサッカー事情の一部だけをかいつまんでみても、

試合日程が6月15日に設定されているケースが多いこと、多いこと。

他府県の事情は一切調べておりませんし、大阪のサッカーに関しましても、

すぐに分かることの一部のみを取り上げているのですが、

それでも、結構な試合数になります。



我々の大阪の高校サッカーだけを見ましても、女子は不明ですが、

男子は全カテゴリー、6月15日の午前中に試合が組まれております。

小学生の試合日程を見ても、大きな大会が開催中ということで、

これまた、多くの試合が6月15日の午前中に組まれております。

(大学のリーグ戦は辛うじて時間変更が出来たようです。)



当然、主催者の側からの観点では、

日程や会場確保等の理由で致し方ないとの見解かもしれませんが、

日本中で誰が一番、リアルタイムで試合を観戦する必要があるのか?と

いうことを、もっと考慮していただきたかったです。

極論で言いますと、

私個人的には日本サッカー協会に非があると考えていますが、

我々のような育成年代のサッカーを取り囲む者達も、

声を大にして訴えるべきでは無かったか?と

今となっては後の祭りではありますが私自身、深く悔やんでおります。

当然、私が声を大にしても何ら影響は無いでしょうが、

何らかの方法を講ずるべきではなかったか?と考えております。

主催者の方々も当然の如く、試合日程が重複している事実は、

いの一番に頭をよぎったことでしょうが、

いわゆる『大人の事情』が許してはくれなかったのでしょう。



地域で頑張っている主催者の方々を責めるつもりは毛頭ございませんが、

これが日本における、サッカー文化の現在地であることを、

もっとも身近な状況で思い知らされました。



他府県では、日程変更等で事なきを得た子供達がいるかもしれませんが、

少なくとも、私達の大阪では大所帯であるがゆえのどうしようもない

『大人の事情』で残念な思いをする子供や学生がいることに対し

この上ない、虚しさと悔しさが頭をよぎり、胸を焦がします。



子供達が目の当たりにして、自ら思い描く夢の大舞台であり、

サッカー少年が胸に大きく抱き、刻むべき夢の瞬間を、日曜日の

午前10時にリアルタイムで観戦させることが出来ない無念。



本当の意味の育成とは一体何なのだろうか?



この一戦をリアルタイムで観戦することが

どれほど、少年達の抱くべき “志” に反映されることか・・・



このように考えると、日本サッカー界は大きな損失を被ったと思います。



もったいないなんて、甘っちょろい言葉では済まされません。



どんな言葉の育成指導よりも、見るだけで

大きな意味を持つ光景を、子供達が “体感” できるのは、



4年に一度です・・・



次のワールドカップの時には、現在の高校生はもう成人です。



勝敗に関係なく、憧れである日本の最高峰のサッカー選手が

極限まで圧倒的に見せつけるサッカーの真剣勝負を

育成過程の子供達が、どう思い、どう感じて、胸に刻むことか・・・



現時点でどうすることも出来ないのでしょうが、

せめて次回のワールドカップや大イベントの開催時は、

今回のような事態にならないように、日本サッカー協会の “鶴の一声” で、

地域の主催者の方々が悩む事無く

万全の体制で育成年代のために配慮していただけるよう、

心から祈念いたします。



最後までお付き合いくださいまして、感謝いたします。

長文、失礼いたしました。


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